ガラス偏光子Glapola^®の特長を活かしたキューブ型偏光ビームスプリッタ（PBS）技術情報サイト

通常のカメラで撮影

通常の画像検査装置や人間の目視検査では発見できないような、樹脂のプレス・射出成型によって生じる僅かな歪が、カケ不良の原因となっていました。そのため製品の歩留りが悪くなり、コストアップや品質が問題となっていました。

偏光子を活用して撮影

製品の樹脂部分の微量な歪を通常のカメラで観察・検査することはできません。従来の偏光子では観察・検査できなかった樹脂のわずかな歪も、偏光光を用いた観察・検査システムを使用することにより、検出することが可能となります。これまでできなかった優れた検査システムにより製品の品質向上を実現しました。

偏光子といっても性能は様々であり、直線偏光性（消光比）は大きく異なります。一般的な偏光子では観察・検出することができないわずかな歪であっても、直線偏光性能が良好であれば、観察・検出することが可能になるのです。