3次元形状計測への応用

Before

液晶パネル

画像:3Dragonz様ご提供

工業製品の精密不良検査を三次元形状計測装置を用いて行っていましたが、反射コーティングを施した鏡面物体やガラスなどの透明体については、観察した投影画像の解析が困難であるため計測ができず、一つ一つ検査員による目視検査を行っていました。


After

画像:3Dragonz様ご提供

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消光比、透過率、波面精度に優れたGlapola®を併用することにより、透明なレンズ表面の形状計測が可能となりました。部品点数の削減により、安価な計測システムが開発できました。また目視検査が必要なくなったことで、コスト削減につながりました。

近年、三次元形状計測の技術が発展する中、鏡面・透明物体を正確に計測可能なデジタルホログラフィが注目されております。レーザー耐力が高く波面精度の良いガラス偏光子Glapolaは、装置の小型化と消光比改善によるナノオーダーの超精密形状計測の精度向上に貢献します。