戻り光防止のポイント

Before

液晶パネル

液晶パネル

液晶プロジェクタの液晶パネル部分にガラス偏光子を使用しておりましたが、偏光子表面からの反射光が液晶パネルに戻ってしまい、液晶パネルの誤作動(ゴースト)が発生しておりました。また、反射した光が液晶パネルにダメージを与えてしまうため、改善方法を探していました。


After

反射の少ないガラス偏光子

反射の少ないガラス偏光子

液晶パネルの出射部分に吸収型のガラス偏光子を使用することにより反射光の問題は解消され、ゴーストなどの不具合は発生しなくなりました。また、液晶パネルへの負荷の減少が起こり、戻り光の発生を防ぐこととなり、液晶プロジェクタの品質改善にもつながりました。

反射による戻り光は液晶パネルの劣化や映し出す画質などに影響します。液晶パネル周辺に配置する光学部品は反射防止膜がコーティングできる素子が望ましく、このような問題の解決には吸収型のガラス偏光子が適しています。