透過率調整のポイント
各種NDフィルタ
光量調整で使用しているNDフィルタですが、30%透過フィルタ、50%透過フィルタなど、必要となる各透過率のNDフィルタを購入しなければならず、透過率を可変的に調整できる素子を探しておりました。
偏光子の回転による透過率調整
ガラス偏光子をNDフィルタとして使用しました。回転角度によって透過率を可変調整できるので、数種類のNDフィルタを購入する必要がなくなりました。光量を吸収によって調節することができるので反射光が少なく、戻り光の心配もなくなりました。
ガラス偏光子は内部に規則的に含有された金属粒子によって偏光特性を得ています。偏光子を回転させることは内部の金属粒子も回転することになるので、光の透過と吸収を偏光子の回転によってコントロールすることができるのです。