歪観察ユニット
歪観察ユニット
ガラスや樹脂などの残留歪を簡易的に観察可能なユニットです。偏光擬似平行光源に偏光ホロライトを使用し、観察物と映像を取り込むCMOSカメラの前面部分にガラス偏光子Glapola®を配置しております。「歪」を持った物質の複屈折による直線偏光の乱れを観察することができます。偏光ホロライトの偏光方向とGlapola®の偏光方向が直交するよう配置し、複屈折の強さ(歪量)によってCMOSカメラに取り込まれる明るさが異なることから、直感的に歪の強さを判断することが可能です。
光源 | 偏光ホロライト:白色CW |
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偏光子 | Glapola® |
カメラ | Glapola®内蔵CMOS |
観察範囲 | 30mm×30mm(レンズにより拡張可能) |
偏光軸 | ライトにて回転可能(直交⇔平行) |
観察方式 | 直交・平行ニコル法 |
歪観察ユニットの簡易的な光学図